沖縄プロ野球キャンプ2017

球春到来

COLUMN

ズバリ予想!沖縄キャンプ記者的、2017プロ野球見どころ

思い起こすのは昨年の同時期のこと。多くの解説者が優勝予想に名前を挙げたのが、阪神タイガースと、福岡ソフトバンクホークスの2チームだった。結果は知っての通り、タイガースは4位に終わり、ホークスは2位である。なにが言いたいかというと…シーズンが始まってみるまで、まったく予想はつかないのだ。2017年シーズンも先は読めない状況に変わりはないが、球春到来を祝い、ここで少しシーズンの展望をしてみたい。

まずはパ・リーグ。昨年の覇者・ファイターズはこのオフ、2012年のMVP左腕・吉川光夫をトレードで放出。加えて陽岱鋼がFAで巨人へと移籍し、投打に実績あるピースが抜けることになった。来季だけを見据えれば戦力ダウンは否めない。

対照的なのが2位に終わったホークス。こちらはベテラン捕手・細川亨が移籍したが、その他に大きな戦力減はなく、逆にドラフトで最注目だった即戦力右腕・田中正義を獲得した。もちろん、ルーキーなだけにまだプロでの計算は立たぬが、彼が下馬評通りの活躍をした場合、チームは昨年より、さらに充実した戦力となる。昨年同様に、大本命と言って差し支えないだろう。

昨季3位のマリーンズもドラフトで田中正義と同様に注目を浴びた佐々木千隼を獲得しており、こちらも即戦力との名高い右腕で、活躍が楽しみな存在だ。昨年の最優秀防御率右腕・石川歩、実績抜群の涌井秀章らとともに彼がローテーションを守れば、リーグでも屈指の先発陣になりうる。となると、再び上位が見えてくるだろう。

イーグルスは梨田監督体制2年目にして、岸孝之という大戦力が加わった。別記事でも触れているが、エース・則本との2枚看板は非常に強力だ。ふたりが勝ち星を積み重ねれば、波乱を巻き起こす存在となるだろう。

一方、エース・岸が抜けたライオンズは、昨年の甲子園優勝右腕・今井達也を獲得するなど、戦力が減っただけではない。ドラフト2位で獲得した中塚駿太ら実力者も多く加わっており、持ち前の打撃力とうまくかみ合えば、一挙上位進出も起こりうる。

昨年最下位のオリックスは、主軸の糸井嘉男がFAで抜けてしまい、厳しい戦いになりそうかと思いきや、昨年のルーキー・吉田正尚がオフのウィンターリーグで大活躍し、来季が非常に楽しみな存在となった。加えてドラフトでも、山岡泰輔ら実力者を獲得しており、こちらもガチッとはまれば面白い存在になる。

どの球団も戦力の移動はありながら、楽しみな存在が多い。なんとも予想は難しいが、“混パ”は必至だ!

続いてセ・リーグ。昨年優勝のカープは主力も働き盛りの選手が多く、大きな怪我などがなければ昨年同様の、隙のない強さを有するだろう。

ただし、連覇を許さなそうなのが昨年2位のジャイアンツ。オフには“超”積極的な戦力補強を行い、メンバーの名前だけをみればセ・リーグではひとつ頭の抜けた戦力が整った。メンバーが揃えば強いとは言い切れないのが野球の難しさであり面白さだが、実績だけをみれば、本命と言わざるをえないチーム力となっている。

昨年初めてクライマックスシリーズに進出したベイスターズは、昨季の経験が選手達の大きな糧になっていることだろう。巨人ほどの派手な補強ではないが、山口俊がFAで抜け、課題となりそうな投手陣には実力派の助っ人外国人選手が加わっており、昨季同様、シーズンを賑やかす存在になる可能性は多分にある。

4位に終わったタイガースも然りだ。もともと、昨季のシーズン前には優勝候補として挙げられていただけの戦力がある。そこに、糸井嘉男という実績あるピースが加わったことで、より計算が立ちそうなメンバーになった。ライバル巨人に負けていられないという選手たちのプライドもあるだろう。こちらも開幕からいいスタートが切れれば面白い。

5位・スワローズ、6位・ドラゴンズはともに昨季は主力選手の故障によって思いどおりの戦いができなかった。他チームに比べれば若手に頼らざるをえないポジションがあるなど、厳しい部分も見え隠れするが、成長が楽しみな才能あふれる選手も多く、彼らがいい意味で“計算外”の活躍をすることで、一気にチームがうまく回る可能性を秘めている。

本命ジャイアンツ、対抗カープ、その他4球団すべてが大穴といったところだろうか。こちらも、パ・リーグ以上に予想が難しい。

…以上、予想する!と言っておきながら、参考程度のものとなってしまったが、例年よりもさらに、面白いシーズンになりそうだというのが伝われば幸いだ。まずは、2月1日から始まる春季キャンプを十二分に楽しんで、そのあとの開幕を心待ちにしよう。

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